古いもの復活
2012-01-10
ここのところ立て続けに、アンティークと言ってもいいのではないかと思うほどの、
古いものが2つ復活しました。
↓一つはカメラのニコンFE。
昔ながらの35mmフィルムを使う一眼レフです。
大学時代に「写真」の授業が有り、単位を取る為に、
当時とても高価だった一眼レフと50mmのレンズを購入。
自宅に暗幕をはって白黒フィルムを現像&プリントするための暗室をつくり
引き延ばし機や現像液まで、一式揃えたものです。
さすがに引き延ばし機は「もう要らないから処分してください」と
実家の兄に頼んでおいて来た物の、
一生懸命アルバイトをして買った、このニコンFEだけは
捨てる気にもなれず、実家からアメリカへ持って来ました。
とはいえ、そのまま日の目を見る事は無く、、、
最後に使用してからもう何十年経っている事か。
ところがある日ねねが「昔ママが使ってた、
フィルムで撮るカメラある~?」と聞いて来ました。
今年ねねは高校の授業でフォトグラフィを選択しており、
学校ではモノクロの35mmフィルムで撮影、
自分たちで暗室に入り、現像&紙焼きまでするのだそうです。
高校の授業なのに、なかなか本格的です。
もちろん大喜びで物置から探し出し、
ホコリをはらって渡しましたよ~。
想い出たっぷりのこのカメラを、娘がまた使ってくれるなんて
最高じゃあないですか!!
内蔵の露光計が動かないので、古いから故障か?と思ったけど
電池を交換しただけで、ちゃーんと動いてくれました。さすがニコン!
↓「ママ~、フィルムの入れかたわかる?」
「撮り終わったからフィルム出したいんだけど、、、」と
カメラの使い方を聞いて来るねね。
「忘れちゃったかも」とカメラを手に取ると、あれあれ不思議。
手がちゃ~んと覚えているんですね。
フィルムの出し入れの仕方を娘に伝授する私。
横ではねねとりりが「ほぉぉぉ~~~っ」と感心しています。
母ちゃん、かなりいい気分。(笑)
↓そして昨日は屋根裏からこんなものが!
私が美術大学専門の予備校に通っていた頃
デッサンをするときに使っていたイーゼルです。
こちらも組み立てたら、何一つ傷んでおらず完璧な状態。
「アートストアに持って行って、大学生に寄付しようよ」という
一徹親父の横で、
「え~っ!!これ、りりがずっと欲しかったんだよ。
高いと思って我慢していたの。私に頂戴!絶対使うから」とりり。
りりは絵を描くのが大好きなのです。
「パパだって要らないものを山のようにとって置くんだから
イーゼル一個くらい置いておいてもいいじゃない。
私の想い出の品だよ、、、」と言うと、しぶしぶ一徹親父も承諾。
まだキャンバスは置いてありませんが、
このイーゼルで、今度はりりがどんな絵をかくのでしょうね。
要らないけど、想い出や愛着があって手放せなかった2点。
思わぬところで娘達が復活させてくれてうれしい母ちゃんでした。
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